JR東海はこのほど、東海道新幹線の一部車両に2026年から個室席を設けると発表しました。
生活様式や働き方の変化で多様化する乗客のニーズに対応するためだという。車内でオンライン会議を開きたいビジネス客や、プライバシーを重視したい、周囲を気にせずリラックスしたいという乗客らの利用を想定しています。
最新型の車両1編成につき2室を設け、室内にはWiFiやエアコン、リクライニングシート、調光機能付きの照明を完備します。
個室の料金や予約情報は公表されていません。
東海道新幹線は1964年に最初の高速鉄道として開業し、現在も盛んに利用されています。最高速度は時速285キロに達します。
昨年は食べ物や飲み物の車内販売が打ち切られ、別れを惜しむ声も上がりました。